なるかユーチューバー
蓋つきのマグカップが欲しかった。
近所の巨大スーパーに行っても見当たらない。
ネットで検索するとamazon、ヤフーショッピング、楽天にはもちろん取り扱いがあるのだが、国がなぁ。。。
amazon.jpは台湾までの配送を行っているらしいが、輸送費とか関税とか、調べ切れていないのでギブアップ。
こうなったら誰かこっちに来る時に買ってきてもらうのをお願いするしかないのか。
そんな中「杯子 蓋」みたいな感じで検索すると、日本では発売していないがThermosのブランドで良さげなマグを発見。
しかし、値段が日本円にして2,000円弱。
高い。
探した感じだと平均1,500円。
その内、そのthermosを6割引きで売っているECを発見。
しかも4月30日までの特別割引期間。
『これだ、これしかない』
EC最大手ではないが、母体の会社はセブンイレブンやクロネコヤマトをこっちで経営している巨大企業。
最大手のECはほぼ標準価格だったので、このサイトで買おうと決めた。
メルアドと電話番号だけで会員登録完了。
宅配預かりボックスなんて便利な物は備えついていない家なので、コンビニ受け取りに。
ちなみに、コンビニ受け取り・現金払いがこっちでは主流らしい。
朝ポチったら、その日の夜には指定したコンビニに届いていた。
日本と変わらない。
そんなこんなで無事に受け取り完了。
金額も1,000円強で当初の金額と比べればかなり安い!
これでインスタントコーヒーを買い、マグカップに入れて、大学の給水機でお湯を入れれば授業前にコーヒーが飲めれる!
カフェインも摂取できて集中力も上がるわ、これまで40円で買っていたミルクティー代も節約できるわで、一石三鳥。
日々、節約しながらQOLをあげる方法を考えているのだ。
コアを探せ!
大学受験の時、
『英単語はコアイメージを掴めば意味を理解できる!』
みたいな教えを特に進学塾で結構見てきたけど、
これはそれ相応の単語力がある人しか実践できないやり方では無かろうか。
英単語を覚えて、さらにその単語の先端か尾っぽに着いてるコア単語も覚えなくちゃいけないの?
長文読んでいる最中に解らない単語を分割してコアを掴んで、意味を探るの?
超効率悪い。
この話を掘り下げていくと、結局日本の英語教育の話になりそう。
『そもそも論』ってやつ。
過去に受けた体験の中で釈然としないまま残ってたやつが、
「だから、こうなのかあ」
と急に結論づくやつ。
その備忘録。
パイナップルぅぅぅぅ!!
地震の話
そういえば、先週くらいに大きな地震があった。
日本でも大きなニュースになったみたいで、親や友人からも連絡が入っていた。
(心配してくれて、本当にありがとうございます!素直に嬉しかったです!)
幸いにも台北市外地は被害もなく、いつも通りの日常。
地震が起きたのは授業が丁度休憩に入る時間。
携帯の緊急地震速報がなりだした。
マナーモードでも否応無しにアラームが鳴り響く。ほぼ日本のシステムと同様。
全員がそんなアラームに慣れていないので『はて、何が起こっている?』状態。
地震大国出身の自分も『なんだ?なんだ?』
唯一、先生だけが
「地震!」
と叫んだ瞬間、教室がのらりくらりと横に揺れ始めた。
こっちに来て初めて感じる大きな揺れ。
クラスメイトは、こちらに来て長いために慣れているのか特に動揺した様子はなかった。
とりあえず、たまたまドアのそばに立っていたポーランド人にドアを開けてもらって通路確保。
すぐに揺れは収まった。
そこから地震大国出身の老婆心が働き(アラームに気づいていないのに)、大きな地震が来た時は『ドアを開ける』『机の下に潜る』という話をする。
車に乗っていた場合の話もした。
また防災グッズの質問が先生からあったので、昨今は各家庭や企業が防災グッズを持っている話や防災グッズの中身、水やカロリーメイトは賞味期限が長いものだけど、時期が来たら取り替えるなどの話をしたりする。
ここまで来たら3.11の話を少しでもすべきだなと思い、
「あの時大学に居たけど、終わったと思った。外に出るとビルがお辞儀してたんだ」
みたいな話を拙い言葉で話す。
「僕の日本の友達も仕事中だったけど、その時死ぬと思ったと言ってた」
ポーランド人も追加してくれる。
日々、愉快な日本人として楽しくコミュニケーションを取ろうと心がけているが、
こう言った側面。特に3.11だったりの話なんかは伝えなくてはいけないなあと若干使命感を感じたりもしている。
どう感じてくれるのか、読み取ってくれてるのかはわからないけども。
週5回、決まった時間に区域を回るゴミ収集車。その時間しかゴミは出せない為に、周辺に住んでいる人が一斉に家を飛び出しゴミを放り投げていく。壮観なり。
レッツスタート夏
乾咳も治り体調も戻る。
戻るとやはりモチベーションも一緒に戻ってくるもので、
再び勉学に精を出している。
しかしだ。
なんでも『端午の節句まではジャケットは仕舞わない』と言う言葉があるように、この時期の連日の猛暑日は珍しいらしい。
この冬も観測史上最も暖かい冬だったらしく、完全にその暑さの流れが引き継がれている。
夜中も基本25度越えなので寝苦しい。
住んでいる地域のごみ収集の時間が毎晩22時、公園前にて。
その時間にしかごみ収集の車が来ないので、その地域の住人が一斉に家を飛び出て公園前に集まってくる。
暑さもあってか、その時間帯はちょっと臭う。5階までも臭ってくる。
(このゴミ出しの件については、また今度詳しく。)
クーラーは電気代にひより気味でまだ開放していない。
授業でその話をしたら。一斉にみんなから
「ありえない!! 怎麼可能!!!」
日本にいる時も冷房をつけるのは割りかし遅い方。
我慢というか外の風を入れることで凌げるうちはそれで十分だった。
寝苦しくて熟睡できずに、体調を崩すのは本末転倒なのでいずれは頼ることになると思うのだが、
稼ぎがないという状況は財布の紐をかなりキツく締めさせる。
もう少し状況を見つつだな。
令和最初のGWに台湾へくる人がいたら、暑さ対策を忘れずに。
かといって羽織るものがなければ、それはそれで寒い思いもすると思うのでお気を付けて。
いつの日か食べた牛丼。日本式の丼屋でそれなりに美味しかった。
アップアンドダウン
今週の月曜日にプレゼンのテストが終わり、ひと段落。
どこか気が抜けると体調が悪くなる仕様になっている自分の体は、先週末から喉の痛みを発症。
テストが終わってからは珍しく頭痛と熱っぽさがあり、授業が終わると速攻帰宅し横になる日もあった。
今年の年初めもまさにそうで、12月の仕事納めの翌日には、記憶する限り20年振りにインフルエンザにかかった。
GW、お盆、年末年始のある程度の休みの時には必ず体調を崩す。
上司先輩、全員がこのことを知っていた。
聞くと東京は寒暖の差が激しいらしいが、台北もそう。
晴れの日は既に30度を超える。雨が降ると20度弱まで下がる、
特にここ2週間はこの様なジェットコースター気象が続いている。
体調を崩して授業を欠席するクラスメイトも何人か。
同様にテスト終わりの気が抜けた要因もあるだろうが、この気候も影響しているだろうなあ。
ここで難しいのは服装。
晴れの日はもちろん半袖だが、雨が降って気温が下がると春物のセーターでも少し寒い場合がある。
この調整が難しい。
加えて、室内はクーラーが効いている場面がほとんど。
半袖のまま寝入ると、体が冷える。
また『どうぞここで寝てください!』と言わんばかりのスペースが充実しちゃってるから厄介。
現地の人でも鼻水ズーズーしているし、咳き込む人も結構見られる。
難しいぜ、体調管理。
しかし、一番厄介なのは体調が崩れるとモチベーションも同様に崩れちゃうってところですな。
みなさんも三寒四温なこの季節、どうぞご自愛くださいませ。
乾咳が続いている。スーパーで売っていたノド飴を購入。因みに日本の京都とは関係ない。金銀花、甘草、桔梗、のどの痛みに聞く生薬エキスが入っている。
台湾Night
「クラスのLINEグループとかありますか?」
4月の頭に別のクラスの日本の方から不意に聞かれる。
「そういえば、ないですねー」
自分のクラスはそう行った連絡網がない。
その人のクラスは、先生も含めたLINEグループがあって、授業後もクラスメイトで映画を観に行ったりするらしい。
こっちはLINEグループも無いし、そんな付き合いもない。
なんか雰囲気的には、そう行ったこともなく1タームが終わってしまうんだろうなと、どこか諦めていたところもあった。
その翌日、金曜日。
「LINE教えて!明日、みんなで飲みに行こう!店予約するから!」
まさかの急展開。
イタリアの子が音頭を取っている。
あれよあれよと作らないだろうと思われていたLINEグループが出来上がる。
そして翌日、夜9時より始まる飲み会がセッティングされたのであった。
当日。
クラスメイトの日本人と一緒にお店へ向かう。
お店は台北101から程よく近い場所にある英国式パブ。
店までの道中、クラスメイトから
「どうやら誘ってくれた子のハタチの誕生日が明日らしいですよ。だからそれも兼ねてるんだと思います。」
なるほど、そういうことか!
とは言え、心の中は『クラスメイトとこれを経てもっと仲良くなれるかも!』というウキウキと『欧米の方々と盃をかわす』という初めてのイベントに対する緊張感。
どちらかというと緊張の度合いの方が大きい。
店の前で待っていると、主役の登場!
「来てくれて、ありがとうー!!」
熱烈なハグでの歓迎。
海外映画かドラマでしか観ない、このフランクなハグにスムーズに対応できない、28歳日本人男性。
『え?どんな間合い?どんな密着具合がエチケット範囲なの?』
さらに同い年のポーランド人も温泉地から帰還し、時間通りに登場。
「ヨッパライにナリマショーウ」
すでに楽しそう。
すると、見知らぬイケメン台湾人も登場。まさにクラブとかに出入りしてそうな風格。英語も流暢に操る。
イタリアの子の知り合いらしい。
『おい何処で出会った!』
おそらく自分もポーランド人も突っ込んだに違いない。
店の中は、英国式パブだけあって欧米人しかいない。
まず集まった7人くらいで乾杯。
「20歳若いなぁ〜」
という話で盛り上がると、イケメン台湾人も自分達と同じ28歳だった。
28歳男性3人が意味もわからずドッと沸いた。
時間が経つにつれて、主役の友達が次々に登場。最終的に12人ほど集まった。
因みに、3/4は欧州人。
12時を回ってから、主役が自分で
「誕生日がきたー!みんな今日はわざわざ集まってくれて本当にありがとう!!」
そこで出てくるのが
こちら、テキーラなわけですよ。
左手握り拳の塩を舐めて、一気にテキーラを流し込む!
今宵、最高潮の盛り上がり!
『すげーわー。俺、外人と一緒に飲んでるわー』
と感慨にふけっていると、時間は夜中の2時。
流石にそろそろキツイなと思うと、ポーランド人も同様なことを考えていたようで、クラスメイトの日本人と3人で先にお暇することに。
最後もハグでお別れ。
何か気の利いたことを言いたかったのだが、やはりハグに慣れていなく、結局あたふたした感じになる日本人男性。
もちろん電車もバスもその時間走っていないので、3人割り勘でタクシーで帰りましたとさ。