おもちとコーヒー

台北に住み始めた2019。

1/4が終了

1ターム目が本日終了。

期末テストの出来はそこそこ。

出席率、小テスト、期末テスト、授業への積極性を加算して合計点数が高ければ獲得できる奨学金がある。

なかなかの倍率なので厳しそうっちゃ厳しそう。

もしゲット出来たら、生活費のあてにするんじゃなく、言語の精度をあげるために使いたいと画策してるがどうだろう。

発表は来月なので果報は寝て待てだ。

 

クラスの同級生8人全員で会うのも今日で最後。

総括すると、

タイワニーズアメリカンは最後はクラスに馴染まないで終わっていった。

夏のタームは夏休みにしてアメリカに帰るらしい。秋に戻ってくるのかな?

老婆心ながら一言言わせてもらうと『TPOはわきまえろよ!サンオブア●ッチ!』

イタリアンの女の子2人。若干ハタチ。

1人が感情豊かなタイプで1人が冷静沈着タイプ。

『三十路手前の人間をsnowで撮って遊ぶのやめてよね!でも、自分の扱い方としては正解だから許しちゃうけどぉ〜!』

イギリス紳士。

ドアを開けてくれる所作や帰り際に必ず一言添える辺り、英国紳士の真髄を見たり。

『単語テストの時、こっそりヒント出したらめっちゃ喜んでくれて、俺も嬉しかったぜ!』

フィリピンの元デザイナー。

一見クールビューティーなのだが、話すと意外と顔をクシャっとして笑ってくれる。

次のターム一緒のクラスだったら、もっと話しかけます。

ポーランドの同い年。

『一緒に切磋琢磨しような!』

 

以上です。

次のタームの授業開始は再来週の月曜より。

よって来週1週間は丸々お休み。しかし特別な予定もなくどうしましょ状態。

ま、トレーニングだな。語学も身体も。

 

 

鴨肉のご飯が食いとおて食いとおて。ピッサリ!

ドリンクスタンドの賑わい

第三次タピオカブームが若い女性を中心に巻き起こっていると聞く。

 

大学の近くにもドリンクスタンドが8軒くらい軒を連ねている。

チェーン店から個人経営のお店まで。もちろん、どの店にもタピオカの商品がある。

違うのは客層。男女は問わない。オジさんだって買いに来ている。

特に昼間と晩飯時は賑わっている。

サイズは『中』と『大』なのだが、日本の『Lサイズ』がこっちでいう『中』くらい。

そんな中、みんな頼むのは基本『大』

これも男女関係なくだ。

砂糖の量と氷の量も5段階くらい選べる。

日本人の口に合うのは「微糖wei2tang2」「去冰qu4bing1(氷抜き)」かと勝手に思っているが、どうだろう。

ちなみに氷を抜いたとしても、しっかり飲み物自体冷えているから問題なしです。

甘々の氷だらけを飲んだ時点で、自分の腹大将は悲鳴をあげそう。

 

ミルクティー以外にも、果物が豊富なのでフルーツティーの商品もたくさん。

パッションフルーツを烏龍茶か緑茶で割って、そこに透明のタピオカを加えるという(良い女的生活をしてます。なストーリーをインスタに上げまくっている)女子なら誰でも大好きであろう一品。

この商品を表参道の少し路地に入ったところで売り出せば、絶対流行るのになぁ。

 

そんな色とりどりの飲料に囲まれた場所で生活しているのだが、

当の本人はタピオカよりもフルーツティーよりも美味しいコーヒーが飲みたい人なので、いつも側から、眺めているだけなのであった。

だから、どこの何が美味しいって全然詳しくならない。

 

 

いつの日かの晩酌。合わせて160円くらい。安い男よ、、、

テスト近いです

現在のクラスで受ける授業は今週でラスト。

木曜日には期末テスト。

ゆったり準備してたつもりが、もう週明け月曜日。

 

期末テスト後は、1週間ほどのお休み。

髪を切る以外の予定は決まってない。

こっちで髪を切るっていうのが、個人的にはかなりのイベント。

まぁ、日本人のスタイリストがいる美容院を予約したんですけどね。

 

 

普段から真面目にしてますけど、

今週はもっと真面目になります!

 

 

海外のビールって飲み終わるまで、美味しく頂けないのなんでだろう。

食傷気味

この前書いた、例の男の子は翌日から何事もなかったかのように授業に参加している。 

 

聞くと、両親が台湾人で小さい頃にアメリカへ移住。

両親の言うことをいやいや聞きながら、母国語のレベルをより伸ばすべく台湾の語学学校へ来ている。

と言った感じ。

普段は授業中にインスタ見てるわ、ノートも取らないわな態度。

ここでしっかり母国語をマスターすれば、英語と合わせて向かうところ敵無しなだけに、勿体ないなと思ってしまう。

 

 

来週にはこのタームの期末テストがある。

つまりはこのクラスで修学するのも残り1週間弱。

雰囲気は...緊張感がなくなりヨロシクない!

若干のイザコザのあと、幼馴染の席の隣に移動したイタリアン。

イタリアンが隣同士。幼馴染が隣同士。

というわけで、授業中にイタリア語での小言が増える。

その2人から1席離れると同じ大学の同級生、イギリス人がいる。

この3人は仲が良いので気を抜くと授業中でも英語でお喋りする機会が多い。

さらに最近は仲が修復してきたのか、上記のタイワニーズアメリカンも英語で話に加わるので、若干収集がつかなくなる時が多数。

 

実は先週から、この状況に少しストレスを感じてきている。

今日もディスカッション中にペンを立てて遊ぶみたいなことをしていた。

『頼むぜ、頼むぜ〜』

と心の中で叫ぶ。

ここで彼らのノリに乗っかるのは絶対違うと考えているので、見て見ぬ振りをする。

それはユーモアじゃない。

 

なんとかディスカッションで割り当てられてる人物になりきり意見を発することで状況を打開しようと試みる。

ちなみにディスカッションの内容は2チームに別れて、テレビの『良いところ・悪いところ』を議論するというもの。

自分は『悪いところ』チームで教育委員会の人という設定。

ディスカッションの最中にイギリス人が割り当てられた役を度外視した意見をすることで、『良いところ』チームの内紛に発展。

彼はディベート大会で勝った経験があるらしく、その勝ちの経験が『議論はマウントを取ってなんぼ』になっている感がある。

授業が終わった後も、どこか納得していない模様だ。

 

世話がやけるぜ!二十歳の君たちよ!

おじさんは真面目に勉強したいだけなんだよぉ〜

 

#ごちそうフォト

いつでも笑みを

昨日から人生ランニング30周目に突入した。

 

昼間、フランスとスペインの同級生とランチ。

「ランチの後はコーヒーよね」

近くのカフェでテイクアウトし、大学の公園でゆっくり。

今日が生日(sheng1ri4)なんて自分から言うのもなんなので、蚊に刺されながら普通にお喋り。

2人に聞くと、やはり中国語を学ぶ上で発音が難しいらしい。

文法に関してもフランス語スペイン語と比べると主語述語が逆転するらしく(?)複雑という。

しかし!

英語の文法とはそこまで大差が無いらしい。

やはり英語を習得していることは、中国語で会話する上でかなりアドバンテージなのかな...果たして。

 

みんな

「宿題やらなくちゃあ〜!」

だったので解散。

図書館へ行き宿題をこなし、その後は最近週末の日課になって来たランニング。

家に戻ると、facebookで知ったのか

「どうして今日誕生日って教えてくれなかったのぉぉ〜〜!」

とスペインの子からメッセージが来ていた。

嬉しい!ごめんね!大好き!

 

 

キリの良い日なのでこっちでの日常を少し書くと、毎日が反省反省反省。

そんなすぐ来て話せるかっていえば、んなこと無いのはわかっているけども、

『来た当初と比べると、成長したなぁ〜』

って思うことも無い。

『あぁ、あの時こう言えば良かったのに。ああぁ、こう言ってたのか。授業でやったじゃん!』

1日に数回は必ずある。

一番ダメなのが、話しかけられて訳がわからないから笑みで返しちゃうミスチル状態。

これほんと一番ダメ。

逆にすぐに『コイツ分かってないな』か『コイツは馬鹿なのか?』

って思われる。

そう思われた瞬間の虚無感は半端ない。

 

とにかく言いたいのは、

『1ヶ月で○○が喋れるようになる』

あんなの99.999%嘘だから!そんな本を買わないで!って話。

 

 

訳あって、おいなりさんを買いました。

トマトは野菜?果物?

アジア系アメリカ人が自分のクラスにいて、一緒に勉学を共にしている。

彼は少し協調性にかけるが、話してみるとよく喋るし日本のことも好きみたいだ。

そんな彼は叔父か叔母が台湾にいるらしく中国語をそれなりに操れる。

なので誰かが話している最中に、表現に詰まる場面があると

「彼はこうこうこう言いたんだよ」

と半ば一方的に翻訳する機会も少なくなかった。

 

イタリアの子が少し言葉に詰まりつつも、なんとか知っている単語を繋いで喋ろうとしてる時にも、

彼は彼女を遮って翻訳したことがあった。

「Let me finish!」

『あ、使役動詞のletが綺麗に聞き取れたなー』

と思ったと同時に、若干嫌な予感がした。

 

彼と彼女は席が隣同士なのだが、それ以降彼女は別の席で授業を受ける機会が多くなった。

そして先週1週間はずっと別の席で授業を受けていた。

 

ある日、先生が

「果物の単語を1人ずつ言って!」

いわば山手線ゲームが始まったわけなのだが、彼が言うのである

「トマトは野菜?果物?」

イギリスとポーランド

「トマトは果物だよ」

「でも、イタリアだとピザに使ったり、サラダに使ったりする。それでも果物なの?」

そりゃあイタリア出身の彼女は答えるしかない

「生物学(?)的には果物だけど、どっちでもいいわ」

その後、また彼が何か付け加えたのだが聞き取れなかった。

「Ok,No!」

と彼女が小さく呟く。

タイミングよくその瞬間チャイムがなって授業が終わった。

彼は口笛を吹きながら教室を出て、一方はイタリア語で汚いであろう言葉を吐いたのであった。

 

『あぁ、これはしんどい展開になったなぁ』

と思っていると、お互いに同様の気配を察知したのか、

「ツカレタ。席カラ立チタクナイ」

と同い年のポーランド人が日本語でポロリ。

 

それからここ数日、彼は授業に来なくなった。

さぁ、どうなる!

 

 

街並み。

あっせんなよ!まじで!

ある週末、知り合いであるフランスの子と一緒に出かける機会があった。

もともとは台湾東部の宜蘭へ小旅行をするつもりだったが、どうも天気が優れないようで中止に。

代わりに「宗教博物館」なるものに行くことが決まる。

 

待ち合わせ場所で落ち合うと

「友達も1人来るから待ってて」

と言って、後からスペインの子が合流。

同じ語学センターの同級生。

彼女は去年の秋からこっちにきて中国語をゼロから勉強している。

まだあまり中国語での会話を得意としないのか、基本会話は英語となってしまう。

しかし、さすがスペイン人。性格が明るい。

 

目的地へはバス移動。

かれこれ1時間弱乗っていた。

車内ではフランスの子に素朴な質問をぶつける。

「フランス人は英語もやっぱ得意とする人多いの?」

「フランスで英語を喋れる人は少ないわ。私は1年ニューヨークに語学留学してたの。おばさんの家があるからラッキーだった!」

ちなみに彼女は6月には国に戻り、貿易関係の会社に就職することが決まっている。

こっちに来て欧州の人と多く出会うが、みんな英語を操れる。

それがスタンダードなのかと感じていたが、内実は違うのか...果たして。

 

目的地の宗教博物館はそれなりに立派なところで、世界3大宗教を始め、他の宗教に関する展示も充実していた。

その起源から台湾に入ってきて、どのように形成されていったのか。

またその宗派の特色ある展示物も数多く取り揃えてあった。

3人各々が自由に見て回るスタイル。

小一時間見て回ったところで

「これから映像始まるから入って!」

と職員のおばちゃんにホールへ入るよう促される。

スピリチュアルな映像が終わると地下へ続く扉が開き、展示物をボランティアのおじいちゃんが紹介して回るサービスがあった。

そのツアーに自動参加する羽目になった3人と1人の女性。計4人。

ボランティアのおじいちゃん、懇切丁寧に一つ一つの展示物を紹介してくれる。

地下だけのサービスかと思っていたら、どうやら1階の展示物も説明してくれるらしい。

ちなみに3人が1 時間かけて見て回ったのも1階。

『まさか既に見終わっている1階も、この爺様が懇切丁寧に説明なさるのか。なんなら言葉を全て理解できるわけじゃないし、ペースも超遅いし、クーラー効きすぎて寒いし。。。いつ終わるの!!??』

3人が3人こんなことを思っていたに違いない。

結局、しっかりその爺様の説明を聞く羽目になる。

約1時間半ほど。体感時間は3時間。

何度『トイレにいってきますー』と言って1人抜け出そうと思ったことか。

 

ようやく博物館を脱出できたあとは

「ハングリーー!!ご飯食べに行こう!」

スペインの子が叫ぶ。

しかし、お目当のご飯屋がやってないトラブルなどあり、終盤は3人無言で別のご飯屋へ歩く。

その時、急に思い出した。

「いくつかスペイン語知ってる!」

「なになに?」

「トランキーロ!」

「なんでその言葉知ってんの!!」

笑ってくれた〜〜〜〜!

「あと、エンセリオ」

「エンセリオはこうやって使うの!」

ありがとう内藤哲也。ありがとうロスインゴベルナブレス。またプロレスに感謝だ。

これでなんとか持ち直し、やっとご飯にありつけるのだった。

 

 

 

その宗教博物館では、お伊勢参りもできる。