しなやかに唄って
omochitocoffee2018.hatenablog.com
そして『宜蘭』に到着。
時間は夕方。
近くにあるという夜市に向かって歩き出す。
途中、名物らしい『蔥油餅』を買って食べ歩き。
この食べ物もクレープ生地に長ネギをまぶして、カリッカリに焼いて醤油ソースで頂くいたってシンプルな一品。
クレープ例えが多い。
駅前は少しメルヘンチックな公園があり、雑貨の屋台が並んでいた。
夜市に到着。
この日台湾は連休中とあってか行き交う人が多いっぽい。
『さあ何を食べるか!』
という話になるのだが、実はスペインの女の子は『肉』が食べれない。
嫌いなのか節制してるのかその他の理由なのかをはっきり聞いていないので真意は不明。
宗教博物館を見学した後、餃子を食べに行った時も、餡が野菜の物を食べていた。
「いつもお肉をどけると、お肉食べれないの?って聞かれちゃうのよねー!」
そんなことを知っちゃうと、気い遣いの日本人は特に気を遣っちゃうわけじゃ無いですか。
フランスの子が
「牛肉麺を食べるわ」
と言ってメニューを見ていたのだが、自分は筆が進まず結局は『酸辣湯麺』にチェック。
何かを察したのかフランスの子も『酸辣湯麺』を頼むことになった。
一方スペインの子はというと、やはりどのメニューにも肉が入っているので決めきれずに、
「さっき見たスイカを買ってくるわね」
と1人スイカを買いに行った。
2人が雑踏の中で麺を啜り、1人がカットされたスイカを食べるという状況。
酸辣湯麺は熱々で食べるのに時間もかかるし、もう!
各々が食べ終わり、時間も時間なので高速バスに乗り台北に戻る。
計2日に渡る3人旅が終わった。
肉が食べれないという人と出会うのは初めて。
言葉がスムーズに通じないというのと、このケースに上手く対応できなかった無力感が個人的には残ってしまった。
むむむのむ。
駅前の様子。