おもちとコーヒー

台北に住み始めた2019。

ゴジラを見た

無類とまでは行きませんが、かなりのゴジラ好きです。

ホントを言うとゴジラよりモスラが好きです。

恐らく父親の影響で、小学生くらいの頃から。

よく近所のツタヤに行ってゴジラのビデオを借りては観ていました。

 

しかし不思議なのが、1954年の初代ゴジラをまだフルで観たことがない。

パッケージだったり、他の怪獣が出ていないと言うことから幼心に何か異質さを感じて手が伸びなかった気がする。

恐らく、それ以外のゴジラに関する映画はだいたい観ている。

そのツタヤにあったゴジラ物は借り尽くしているはず。

もちろん1964年(?)くらいの初代モスラ、平成モスラ3部作も全部観ている。

モスラと言えば、2人の妖精が『モスラの唄』を歌いモスラを呼ぶシーン。

かつて、女優山口紗弥加長澤まさみもその妖精だった。

今テレビでその2人を観ても思い出すのはモスラの妖精。

特に二十歳前の長澤まさみの小美人はマジで可愛くて、長澤まさみ目当てで東宝女優カレンダーを買いたいと思ったし、長澤まさみに呼ばれるモスラになりたいとも思っていた。

 

東日本大震災、大学3年でのゼミの編入をきっかけに初代ゴジラを調べたことがある。

ビデオの他に、ゴジラモスラに関する本をよく昔は買って貰っていたので、ゴジラオキシジェンデストロイヤー、つまりは原水爆実験から産まれたことはそれなりに知っていた。

平成ゴジラはそう行った背景にフォーカスせずに、単なる怪獣映画として上映していたのだが、今回のゴジラの前作『ゴジラ』と『シンゴジラ』は見事に原点回帰というか、初代のニュアンスをきちんと踏襲して作られているので、ただのゴジラ好きだけでなく違う観点の人にも評価されているのではないかと思う。

 

そんなこんなで今回の『ゴジラKOM』

まずモスラが出るだけで涙がでる。そこにキングギドララドン

昔の『ゴジラモスラキングギドラ 地球最大の決戦』と同じ登場怪獣。

これがまたファンを泣かせる。

実際に観た感想としては

(ネタバレとならない程度に)

・ランドは阿蘇山モスラインドネシア諸島の孤島インファント島とった生息地が変わってしまっている所は少しショックだった

・それでもモスラの描かれ方は、モスラの基本理念に基づいていたから俺は嬉しかったぞ。妖精は出てこなかったけど、モスラの唄はしっかり奏でられていた。一番涙腺が緩んだな

ハズキルーペめ!!1954ゴジラの芹沢教授の息子?といった、とてもファン泣かせの役柄なのに!

チャンツィーの演技は緊張感を欠く

・瀕死状態のバーニングゴジラは、『ゴジラ死す』を謳った20世紀最後のゴジラ映画『ゴジラVSデストロイヤー』のオマージュ

・そしてゴジラ誕生の元となる原水爆を逆手に取ったスクリプト

 

こんな感じか。

『地球最大の決戦』の描写をハッキリと思い出せないのでなんとも言えないが、この映画にもそのオマージュとなる描写がいくつかあったらしい。

そういうリスペクトを含んだオマージュって一番マニアを泣かせますよね。

 

オマージュオマージュ語る奴が、1954ゴジラを観たことがないなんて何事だ!ということなので、早くどこかで観なければ。。

 

そして平田!すまんな、一足先に観てしまったよ。許しておくれ。

 

 

ゴジラを観た夜は、天ぷらと明太子でした。