おもちとコーヒー

台北に住み始めた2019。

ラーメンが食べれない

嫌いなわけじゃないんです。

むしろ好きです。家系ラーメンの白飯と一緒に食べるやつとかすごい好き。

でも、ラーメン食べると高い確率でお腹崩すんですよね。

 

先週の金曜日、前の学期のクラスメイトであるイタリアの子とラーメンを食べにいくことに。

以前たまたま授業でラーメンの話になり、

「今度一緒に食べに行こう!」

ということに。

断りゃいいものの、説明も難しく承諾してしまったのだ。

なんでもそのラーメン屋は彼女たちにとって特別らしく、渡台当日の夕ご飯がその店のラーメンだったそうだ。

また特別なことがあると、そこのラーメンを食べる習慣があるらしい。

なかなか紀念のある場所に誘われてしまった。

 

彼女の理想はおそらく前のクラスメイトと一緒に食べにいく流れだったのだが、皆さん予定があり忙しいようで参加者は自分1人の模様。

だけど俺は知っている。

みんなあまり前のクラスを気に入ってなかったのを俺は知っている。

今回のクラスには、 『ああこの人、機嫌悪いのかな?』『そんな非常識なことする!?』 みたいな、風向きを気にさせる人がいない。 これは超気持ちいい、メッチャ気持ちいい。やっぱ金がいいですぅ〜 そんなことを授業中に考えていたら、前から同じのフィリピンの子が 「前の学期なんか緊張感があってね、実はあんましだったんだよね」

新学期スタート! - おもちとコーヒー

ラーメン食えば腹下すし、誰も行かないし、 内心行きたいゲージは赤ランプ点灯中だった。

しかし、自分とそのイタリアの子の話の中で出来上がったことなので、これを断るってのは非常に忍びない。

もちろん参加だ。

 

当日、約1週間振りに彼女たちに再開。

またタイワニーズアメリカンも急遽来ることになったらしく最終的に4人でラーメンをすすることに。

彼女たちが頼んだラーメンがまたすごかった。

BBQ風味のチャーシュー麺に、味付け卵とチャーシューと海苔を数枚追加するという超豪快な一品。

食べるときはその豪快さは一転する。

パスタを音を立てて食べるのはエチケットがない文化で育っているため、静かにゆっくり麺をすすっていく。

この静かさに困惑したので、こっちはたまに音を立ててすすってみたり、やっぱり音を立てずにすすってみたりと終始落ち着かず。

極めつけは、そんなボリューミーなラーメンを汁一滴も残さず彼女たちが完食したのだ。

「なんでスープ残すの?信じられない!私はラーメンで一番スープが好きよ!」

二十歳の胃袋は宇宙だ。

そんなこんなでまたいつの日か再開するのを約束して、一足先に帰路に着いたのであった。

 

キャパオーバーだった自分の胃袋。

早速その日の夜も更けた頃に、トイレと友達になるのであった。

悔しいです。

 

「とんちん」の味噌ラーメンにやられました。