台湾よりお伝えしております
大学はテスト期間が終わり、夏休みに突入。
キャンパスも図書館も以前と比べて閑散としている。
山の上にある宿舎からはキャリーバッグを転がしながら下山し、故郷へ帰るのであろう学生が多く見られる。
そんな中、語学学校に夏休みはなく通常運転。
正門近くから出る校内バスに乗って山の上にある教室まで向かうのだが、夏休みということもあり先週からバスの本数が大幅に減った。
限られたバスに乗ろうと、バス停前は人がいっぱいでどうも乗れそうにない。
仕方なく15分弱の道を歩く。
最近は夕方に降る突発的な雨を除いては、晴れた天気が続いていて、気温は30度後半がデフォルト。
太陽が一番高い位置にある時間帯に山の上の教室へ向かうのは、ある種のトレーニング。
教室に着く頃には全身汗だく。Tシャツにはパイスラッシュの痕。
新しい学期が始まって1ヶ月経つが、クラスのレベルは以前の学期と比べると当然ながら高くなる。
コンスタントにあるプレゼンや小テスト。
このペースが早く、1週間があっという間に過ぎる。
また、先生は本当にベテランで出来た人だ。
クラスメイトのロシアの彼はどう見てもテスト中に隣の人の回答を覗いている。笑
それに気づいていた先生は、授業の小休憩に教室を出て行く彼を追いかけ、冗談交じりに注意する。
たまたま自分はその場面に出くわした。
そして前の学期から引き続いているポーランドの彼は、先生がよく話を聞いてくれるからか、自分の知っている物語などをよく喋る様になった。
彼の前職は弁護士だ。いろんな事案を知っている。
授業の半分以上の時間を彼が喋っているというパターンもあり、たまに自分も含めて女性陣の顔色を見ると少しうんざりしている様に見られることもあった。
それが最近になって、以前よりはそういった時間が減った様に思える。
推測だが、これも先生がうまく彼にアドバイスしたに違いない。
絶対に傷つかない話法で。
こういった環境の中、最近は授業を受けて宿題をやって、自身でまとめられていない箇所を復習するなどして時間は過ぎていっている。
若干単調なリズムになりつつある。
しかし、こういった一つの物事に集中できる時間ってのはいうのは本当に有難い。
以前の様に平日は仕事して週末だけちょっと教室に行くっていうのは、あまりにも中途半端で、ウエイトが乗っかって来ない。
できる人はうまく両立して、マスターしちゃうんだろうけど自分には無理な話だった。
今後どうなるかは「誰知道」なのだが、まずはこの機会を存分に使い切るということで、2019の折り返しと致します。
パッケージがグシャっても関係はない